11月11日
今回の会合は京北にある「京北の家」で行いました。午前は磨丸太体験ツアーに参加しました。人造絞丸太の模様をつける、”はし”をあてる実演もあり、一つ一つ手作業で挿しているのには驚きでした。 会合は「京北の家」の活用方法を中心に、当ネットワークのパンフレットの作成、活動の方向性などについて話し合いました。 ネットワーク紹介パンフレット作成について どういった形のパンフレットにするのか、ネットワーク内でつくるのか、外注するのか、何枚つくるのか、費用などについて検討した。少ない数でいい物をつくった場合、配布できる範囲が小さくなってしまうし、なくなった場合、追加するのにお金がかかってしまう。いい物と、簡単なもの、二種類をつくる という意見もあった。 パンフレットの作り方とネットワークの家づくりとは大きな関係があり、ネットワークの家づくりの体制を明確にする必要がある。体制には大きく分けて二つあり、一つは、ネットワークが主体となって活動していく。メンバー全員で行事に取り組む。この場合はネットワークの説明や目的を大きく掲げる必要がある。もう一つは、各個人が主体で、同じ志を持った人たちの集まりとしてネットワークを位置づける。この場合は、各個人や、企業の説明が必要、大事となってくる。ネットワーク発足の経緯からしても、後者のほうがこのネットワークの形だろう。「こんな人がメンバーです」といった事を載せる。パンフレットに宣伝の機能を持たせることが必要だろう。 他の同じようなグループは家づくりの過程や家をつくったことで満足していて、その後のアピールがない。それでは広まらない。このネットワークで造った家であることをアピールしなくてはいけない。そのためにはまずネットワークで造った家の基準、ルールを決める必要があるだろう。そのルールを守り、達成して、その後PRをしていく。 一般の人や山主にもわかるようなパンフレットにしたい。また、他のグループや団体等との区別をつけたい。もし山主をこのネットワークへ勧誘する際、山主にとってのメリットは何か。メリットがなければ山主は動いてはくれないだろう。山主にお金が還元できるようなシステムを、このネットワークでつくれないだろうか。しかし、木材を山元とユーザーが納得する価格で取引することは難しい。だから付加価値をつける。両サイドともに。運送費などのコストダウンはできる。あとは、少々高くてもユーザーに払ってもらう。ただし、ユーザーを山に連れて行き山を見てもらう、建築現場を見てもらう、という付加価値をつけて。山元にとっても、ユーザーが山へ来てくれたり、自分たちが育てた木の行く末が見れることは付加価値となる。その分安く提供してもらう。 杣人工房 完成イベントについて ショールームの工事は年内いっぱいかかりそうなので、完成イベントは年明け、落ち着いた頃にと思っている。どういったイベントにするかはまだ決まっていないが、京北の野菜や特産物などを販売してはどうだろう。もし評判がよければ、定期的に行うのもいい。一度相談してみる。 イベントに際し、様々なマスコミも利用したい。 「京北の家」の利用方法について ・木の家を建てたいというお客さんに一泊でもしてもらえるようなものにしたい。 ・「杣人工房の出張所」という看板を挙げてみてはどうか。 ・モデルハウスという形を残して、個人に貸すということは出来ないか。例えばそば屋など、商売 をやってもらうのはどうか。隣の公園は利用客も多い。純粋にこの土地の利用価値を考えた 場合、飲食に向いているのではないか。 ・「杣人工房」やネットワークの“木を使ってもらおう”という趣旨から離れてはいけない。そば屋 だったり、パスタ屋だったりに一度してしまうと、なかなかもとには戻せなくなってしまう。多目 的な機能を持ったままの方がいいだろう。 ・地域と絡めた使い方がしたい。 ・先の話になるが、山のツアーを行うようになったとき、お客さんにはここに泊まって欲しい。 上記のような意見が出たが、結論にまでは至らなかった。「京北の家」は市の所有物なので、慎重な話し合いのもと、結論を出したいと思う。
by keihokunoki-net
| 2007-11-14 12:10
| 会合
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