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2005.09 大黒柱伐採の儀式
d0105721_17382119.jpg9月25日
 ネットワークのメンバーである薦野さんが設計をするO邸のお施主さんと共に大黒柱の伐採の儀式を行いました。詳しくは佐野先生のHPで紹介しています。
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by keihokunoki-net | 2005-09-25 13:54 | イベント
2005.09 会合  京北の木の良さ
9月3日
 今回もよしやまち町家校舎をお借りしての会合となった。議題は京北材について。京北材の質は他と比べてどうか、どういった材が出せるのか、乾燥の具合はどうか等について議論した。

京北の木の良さ  会の目的である京北の木で家を建てる理由として、「近くの山の木を使う」という趣旨があるが、それだけでは美山でも吉野でも四国でもいい。北山丸太以外に京北材にこだわれる理由があるか?この様な問いかけに対し大工さんは京北材は人工乾燥材でもいい粘りがあると評価していた。ただ、枝打ちなど手を入れるためぼたんが多く、化粧としては使えないかもしれないが、強度は十分あるようで見えないように工夫すれば使い道はいくらでもあるとの事。京北材は概ね良い品質を持っているという皆の意見だった。その背景には、もともといい品種の木があるということ、手入れが行き届き、いい育て方、伐採も大事にしているというような林業の質の良さがあるということも忘れてはいけない。

産地認証制度  では次に、品質の良さで京北材をうたうことができた場合、認証制度についてきちんと整えておかなくてはならない。しかし現在はあまり意識されておらず、とりあえずの方法として焼印でもハンマーでもいいから刻印を行うという意見が出た。森林組合だけではなく、木材センターなどとも検討して林家の人たちに理解してもらい、信頼を上げる努力が何よりも必要である。

製材規格 乾燥程度  このグループは共通して、家つくりに際してできるだけ伝統的な工法で考えようとしていると言える。ただ、その場合でも、いろいろな工法があり、それによって、材に要求される形状や規格が異なってくる。例えば、「渡りあご」工法では、2間の梁でも4mでは足りず、4.5mという長さが要求されるし、梁間が3間であれば、途中で継がない6mないし6.5mという長さの材が要求される。一方、従来の蟻落としであれば、4m、6mでいい。これに対し製材所では、通常は4m材はせいぜい4.2~3mで出していて、元木だと伸びがある場合が多い。6m対応の丸太もいくらかはストックがあり、注文があれば出せるが、6.5mと言われると難しく、もし、もっと長いものを切るとなると、コスト高となってしまう。これから設計側も勉強して、なるべく標準化を検討していくと同時に、山側が揃えやすい材の規格をある程度明確にしておく必要がある。
 また、大工さんが注文してから半月あれば、何とか出せそうで、製材して乾燥炉に入れるのに10日くらい、手もとに材がなければ、市で買って製材・乾燥で15日くらいかかる。山で伐る場合は、葉枯らしならば、9月に伐って1.5~2か月くらいで出し、製材、乾燥する。慌てなければ、12月、1月になるとのことだった。

端材の処理  現在は取れるだけ木摺にして、残りは皮付きのままチップに出していて、引きくずは、馬の世話をしているところや牛小屋に引き取ってもらっている。プレカット工場はほとんどが乾燥炉の燃料になっているが、組合の方は乾燥炉の燃料としては灯油を使っている。施設の問題があるだろうが、できるだけ、乾燥炉の燃料につかうようにしたい。できれば、今後は石油代替品として、ぺレット生産を検討していきたい。近くの2社くらいがぺレットをやっていて、組合でも過去に検討はしてみたが、あまり消費されないということだった。ストーブ本体が高く、普及率が悪い。 しかし最近、東北などで段々出てきたので、国産が10万円程度のものを出し始めている。今後検討していきたい。

今回はこの辺でお開き。
        
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by keihokunoki-net | 2005-09-03 10:55 | 会合