朝晩が涼しくなり、とても過ごしやすい季節となりました。長らく催しておりませんでした、
「京北の木で家をつくろう」ネットワーク の会合を以下の日程で開催いたします。今回は、ネットワークの今後の具体的な活動等について話し合いたいと思います。 もちろん、どなたでもご参加いただけます。当日は簡単な食事を取りながら話し合いを進めていこうと思います。参加を希望される方は、事前に連絡を頂けたらと思います。 日時 9月19日 水曜日 午後6時30分~9時 場所 よしやまち町屋校舎 主な議題 1.ネットワークの近況報告、メンバーの近況報告 2.「杣人工房」 工房スペース及びネットワークメンバーそれぞれの 位置付と活動等 3.「京北の家」 活用策の検討 4.その他 お問い合わせ ア-クス建築事務所 TEL 075-467-9292 FAX 075-467-9293 e-mail keihokunoki@gaia.eonet.ne.jp 京都市 市域産材普及モデル工房 「杣人工房」の応募 昨年も応募し、残念な結果に終わった京都市主催の「杣人工房」の応募ですが、今年は昨年末の会合で京北森林公園内にある「京北の家」を使っての「杣人工房」応募を考えていました。しかし、「京北の家」が使用できないとの事で、今年の応募をあきらめていました。ところが、応募締め切り直前に藤野さん(フジノ工務店)より、京北に在る藤野さんの使っていない事務所で応募したいとの連絡があり、急きょ書類を作り応募しました。 結果は、右京区では、他に決まり、またまた落選しました。京北のショールームでは、京北は生産地で消費地ではないとの、選考理由だそうです。 しかし、ネットワーク活動は、評価していただき、どこかの他の地域(区)で何とか杣人工房への参加をしてほしいと打診され、今回の経緯から藤野さんの西京区の支店で、杣人工房とする事を認定されました。これで、年間40万円の活動資金を得ることが出来ます。今回の会合では、工房の使い方や、資金の使い方について話し合いたいと思います。 また、杣人工房の件で、市に呼ばれ協議している中で、課長に「京北の家」の活用の話をしたところ、市も「京北の家」を持て余しているようで、こちらが活用したいとの申し出には、すごく乗り気で、すぐにでも京北農林事務所の所長と協議してほしい、その結果でそれに沿って活用できるよう後押しするとの話を頂きました。地域の方々を巻きこんで「京北の家」を様々な形で利用する方法を話し合いたいです。 「杣人工房」についてもっと詳しく知りたい方はHPをご覧ください。 #
by keihokunoki-net
| 2007-09-13 15:05
| 会合
7月29日
先日、このネットワークでは第2回目となる「伐採の儀式」を行いました。お施主さんにとって、自分たちが住む家の木が、どこの山で育ったのかを知ることは、家への安心感や、愛着を得ることができると思います。また、木の育て方、山との付き合い方など、普段聞けない山の方の話が聞けるのも一つの楽しみだと思います。 簡単ではありますが「伐採の儀式」の流れを紹介したいと思います。 今回もお世話になる山主の勝山さんに3本ほど候補の木を出してもらい、お施主さんに決めてもらいました。といっても素人には良し悪しの判断がつきません。勝山さんの話を参考にして、一番身の詰まってそうなものを選びました。 選んだ木を囲んで記念撮影。樹齢7~80年の立派な杉の木です。 米、塩、酒を木の根元に供え、お施主さん、設計、大工の順に祈りを捧げました。お祈りし終わったら、供えておいた米、塩、酒を木の根元に撒きます。 倒す方向が決まれば、まずはお施主さんが斧を入れます。設計、大工もそれぞれ斧を入れました。最後に、斧を入れた方と逆の方から鋸をいれて儀式は終了です。 あとはプロにお任せ。われわれ素人は安全な場所から見守ります。 まずは、倒す方向にある木と今回伐採する木をワイヤーで繋ぎます。次に倒すほうの面にチェーンソーで切り口を入れ、逆からも切込みを入れます。最後にワイヤーをゆっくり引っ張って狙った場所へ倒します。写真は倒す位置を入念にチェックしているところ。 倒した木と記念撮影。杉は含水率が高く、生木だと約50%は水分だそうです。そのため切り口からは水分がどんどん染み出してきていました。とりあえず、このまま葉枯しをして、使う直前に乾燥機に入れてから使おうという事になりました。赤身の部分のピンクがとてもきれいで、年輪も割と均等に詰まっていて、とてもいい木が伐れたと思います。 帰りに勝山さんの他の山も見せてもらいました。中には京都府と協定を結んだ場所もあり、そこは神秘的な感じのする場所でした。 話は変わりますが、第1回目の伐採の様子が紹介されている佐野先生のHPで、近頃完成した京北森林組合の新工場の苦労噺が紹介されています。杉丸太を半割りにし、トラスで組んだ構造体はとても豪快です。地元京北の材、京北の工務店・大工でつくり上げたことは、低コスト、低環境負荷につながっていると思います。ぜひご覧ください。 →第1回「伐採の儀式」 →京北森林組合新工場苦労噺 #
by keihokunoki-net
| 2007-08-01 20:55
| イベント
心配していた雨も一つも降らず、ぽかぽか陽気と春風の中、無事見学会が終了しました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。天気がよかったせいか、みなさん2階のデッキがお気に入りのようでした。まだまだ説明しきれない部分もあったかと思いますが、木の家、自然素材に包まれた心地よい空間を体感していただけたと思います。今後も見学会やいろんなイベントを企画していきますので、よろしくお願いいたします。
14日の最後に京都建築専門学校の生徒さんと当ネットワークメンバーで勉強会を行いました。設計した住吉氏の細部まで行き届いたデザインやこだわり、工夫などを聞き、実際に見れるというのはとても勉強になったと思います。逆に、生徒さんの若い意見や感想を聞けたのは、メンバーにとってもいい刺激になったと思います。 ご来場くださった皆様にはアンケートに答えていただきました。一般の方の家に対する考え方や、自然環境への興味、たくさんの人が真剣に考えていることをあらためて感じました。またネットワーク活動への興味も持っていただいているようで、今後行うイベントにもぜひとも参加していただきたいと思っています。どなたでも気軽に参加できるような企画を考えていますので、今後もたくさんのご参加をお待ちしております。 アンケート集計結果(PDF 37kb) #
by keihokunoki-net
| 2007-04-17 12:32
| イベント
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